1dayインターンは参加すべき?しなくてもいい?

「1dayインターンシップって短すぎない?」「1日でも参加するメリットってあるの?」そう思っている就活生は多いのではないでしょうか?

期間が短いため得られるものが少ないと誤解している学生も多いようですが、1dayインターンシップには、長期インターンシップにはないメリットがあるんですよ。

今回は1dayインターンシップに参加するメリットや、1dayインターンシップに参加することでどんなことができるのかについて解説していきたいと思います。

1dayインターン
目次

1dayインターンシップについて

1dayインターンシップとは?

インターンとは企業が学生を募集して、自社で就業体験をしてもらうというプログラム。内容や期間は企業やプログラムによってさまざまです。

数週間の中期プログラムや数ヶ月以上に及ぶ長期のインターンプログラムなどがありますが、1日だけで完結するインターンプログラムを「1dayインターンシップ」と呼びます。

1dayインターンシップは今後増えそう

2017年6月、「経団連に所属する企業のインターンシップ日数は5日以上」という日数規定が変更され「1日以上」になりました。

これにより「1dayインターン」と呼ばれる1日のみのインターンシップを行う企業が、これまでよりさらに増えるものと思われます。

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1dayインターンシップの内容

1dayインターンシップのの代表的な開催形式は、以下の3つがあります。

①説明会・セミナー形式
②会社見学形式
③ワークショップ形式

「午前中に説明会を行い、午後に見学やワークショップをする」といったように、開催形式を組み合わせた複合型の1dayインターンシップが開催される場合もあります。

説明会・セミナー形式

3年生の3月1日から解禁される会社の個別説明会とほとんど同じです。社長や役員、先輩社員と近い距離で話をすることが出来る座談会の形式をとる場合も。就活の情報解禁の直前である3年生を対象として、1月〜2月に最も多く開催されます。

会社見学形式

見学形式は工場やオフィスをざっくりと見学させることで、学生にインターンシップ開催企業で働いているイメージを持たせることが目的です。

ワークショップ形式

ワークショップ形式は、例えばゲーム会社ならゲームのプランニングやマーケティングを体験するプログラムです。インターンシップ開催企業の仕事を模擬体験できるグループワークを行い、業務内容の理解を助けることが目的です。

1dayインターンシップの流れ

ここでは1dayインターンシップの一例を紹介したいと思います。今回紹介するのは、ワークショップ・説明会複合型のものです。

【1日の流れ】
〜10:00 インターンシップ開始時刻
〜10:20 この日にやることの流れを説明
〜10:40 アイスブレイク(参加者の緊張をほぐすこと)を行う
〜12:00 午前中のワークに取り組む
〜13:00 お昼休憩
〜15:00 午後のワークに取り組む
〜17:00 企業の説明を受ける/質疑応答
〜19:00 インターンシップ終了

といった感じになります。

1dayインターンシップの目的とは

学生が1dayインターンに参加する目的、企業が1dayインターンを実施する目的は何なのでしょうか?

学生が1dayインターンに参加する目的

1dayインターンシップに参加する学生は、企業のことを知るのが目的であることが多いようです。

選考にもそれほど手間や時間を取られませんし、拘束時間が少ないのが1dayインターンシップのメリットです。「忙しくて時間がない」「たくさんの企業を見てみたい」という方にはぴったりでしょう。

企企業が1dayインターンを実施する目的

1dayインターンシップを実施する企業の目的は、以下の2つが考えられます。

・自社のことを学生に認知してもらうこと
・学生と早期に接触して、自社を受けてもらう動機付けを行うこと

企業にとっては会社や仕事に対する理解を深めてもらうことが主な目的であることが多いです。また、1dayインターンを通してなるべく多くの学生に出会いたいという目的もあるため、短い時間で回数を増やす企業が多いです。

1dayインターンシップのメリット・デメリット

1dayインターンシップのメリット

・業界や企業について知る機会となる
・早い時期に説明会と遜色ない企業情報を知ることができる
・自分の興味が無い業界は本当に興味が無い業界なのか確認できる
・参加のハードルが低い

1dayインターンシップは短期間でざっくりと企業について知ることができます。本格的な就活がスタートする前に説明会と同じような情報が得られ、自分の興味を見極めることができます。

1dayインターンシップは期間が短く、募集人数が多いため参加のハードルがそれほど高くありません。数日間から数週間のインターンシップは募集人数が少ないため、選考があり、倍率も高くなることが多いです。

1dayインターンシップのデメリット

・実務スキルがほとんど身に付かない
・内定直結であることがほとんどない

1dayインターンシップでは、業務体験などができることは多いですが、スキルを身につけるまでには至りません。

1dayインターンシップは内定に影響することは少ないです。内定に直結するようなインターンシップは、3〜5日のプログラムや、数週間のものが多いです。

1dayインターンシップに向いている人・向いてない人

1dayインターンシップに向いている人

1dayインターンシップは、「企業/業界研究を始めたい学生」や「部活の練習や留学などでインターンシップに参加する時間をうまくとれない学生」などにとっては参加する意義が多いにあり、おすすめできます。

倍率の高いインターンシップ選考を突破する自信がない人や、選考の準備がまだできていない方にも、参加のハードルが低い1dayインターンシップがおすすめです。

1dayインターンシップに向いてない人

「インターンシップを通じて、スキルを獲得したいと考えている学生」や「内定への近道を探している学生」には参加する意義があまりないと言えます。

企業を知ることよりも、スキルを身につけたり、ビジネスについて学びたいという目的があるなら、数ヶ月以上の長期インターンシップに参加してみましょう。

1dayインターンシップを最大限に活用するには

インターンシップに参加する目的を明確にする

「みんなが参加するから」と、なんとなくインターンシップに参加している学生も少なくありません。しかしインターンシップに参加する目的が明確になっていないと、時間と労力を無駄にする恐れがあります。

企業のどんなことが知りたいのかを事前にまとめておくことでインターンシップを有効に活用することができます。インターンに参加する前に企業研究をしっかりと行い、知りたいことや疑問点などをまとめておきましょう。

積極的に行動する

せっかく1dayインターンシップに参加するなら、できるだけ積極的に行動しましょう。受け身の姿勢でただ参加するのと、積極的な姿勢で参加するのとでは得られるものが全く違ってきます。

質問をしたり、社員の方に話しかけてみるなどすれば、多くの情報が得られます。積極的に質問する意欲的な学生は採用担当者の印象にも残りやすく、選考でも有利になる可能性があります。

1dayインターンについての疑問を解消

1dayインターンシップは選考で有利になるの?

1dayインターンは、選考に直結していないことがほとんどですが、中には「1dayインターンで優秀だと判断した学生にコンタクトを取り、その後の選考に進むよう促すこともある」という会社もあります。企業によって、「1dayインターンが選考に影響するかどうか」は変わります。

どんな服装で行けばいい?

服装については、「スーツ着用」「私服で構いません」など指示がある場合は、それに従います。特に服装について指定がない場合は、スーツかビジネスカジュアルが望ましいでしょう。

お給料はでるの?

企業の戦力となることを期待される長期インターンと違い、1dayインターンは会社説明会に近いものと認識されていることが多いです。ほとんどの場合は無給ですが、交通費だけは支給されることもあります。

お礼状は書くべき?

1dayインターンでは、手紙でお礼状を書く必要はありません。1dayインターンは参加者も多いことがあるため、手紙でのお礼状は迷惑になることもあります。担当者のメールアドレスがわかる場合は、お礼のメールを送るぐらいがちょうどいいでしょう。

まとめ

今回は1dayインターンシップのよくある形式やメリットについて解説してきました。企業/業界研究を始めたい学生は就活の情報収集のために1dayインターンシップに参加することをおすすめします。

大学1年次からインターンシップに参加するなど就活を見据えた行動をとっていた学生にとっては、あまり参加するメリットはないかもしれません。何を目的にしているかによって1dayインターンシップや数日間のインターンシップ、長期インターンシップを使い分けるようにしましょう。


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