就活の選考を進んでいく上で誰もが面接を経験します。「緊張で覚えていた内容が飛んでしまった」「頭が真っ白になってしまった」「緊張でうまく話せなかった」という経験をしたことがあるかもしれません。
必死に就活に取り組んでいるがゆえに、多くの人が緊張してしまいます。適度に緊張することは集中力を高めることにも繋がるので、必ずしも緊張は避けるものではありません。
今回は面接での過度な緊張を和らげて実力が発揮できるような方法を紹介します。

- ・面接で緊張しない方法|事前準備編
- ├事前に質問の答えを考えておく
- ├想定外の質問に慣れるよう練習しておく
- └面接場所への行き方を調べておく。
- ・面接で緊張しない方法|面接直前編
- ├早めに行き、身だしなみを整えて心の準備をする
- ├ゆっくりと深呼吸する
- ├軽い柔軟運動をする
- ├音楽や自然の音を聞く
- └面接が成功するイメージをする
- ・面接で緊張しない方法|面接中編
- ├普段よりも少し声を大きくしてみる
- ├自分のペースで話す
- └緊張していることをカミングアウトする
- ・面接で緊張しない方法|その他
- ├失敗してもいいと思い込む
- ├たくさん面接を受けて面接に慣れる
- └インターンシップを利用して面接に慣れておく
- ・まとめ
面接で緊張しない方法|事前準備編
十分な事前準備を行えば、面接中の緊張を和らげることができます。これだけは欠かせないという事前準備を紹介します。
事前に質問の答えを考えておく
事前の準備をしっかりとすることで緊張を和らげることできます。面接ではどのような業界、会社でも、よく聞かれる質問があります。特に次の項目は事前に準備しておくことがおすすめです。
・自己紹介
・自己PR
・志望動機
・学生時代に頑張ったこと
・入社後にどんな仕事をしたいか
よくある質問に答えるためには、自己分析や企業分析を十分に行っておくことが大切になります。
回答を考えるときに、一言一句暗記するというのは避けましょう。自己PRでは強みを中心に答えることもあれば、弱みから話すよう促されることもあります。実際、面接の質問のされ方は少しずつ変化します。どのように質問されても自信を持って答えられるように大枠を自分の中で堅めることが大切です。
想定外の質問に慣れるよう練習しておく
面接では、よくある質問以外にも変わった質問をされることがあります。例えば「あなたを動物に例えると何ですか」といったものです。
しかし「犬」と答えたら不合格で、「猫」であれば合格などと回答自体によって合否が決まるわけではありません。どのような特徴を自分自身に重ね合わせたのかを話すことが重要です。質問自体は予想できませんが、事前に自己分析をすることで対応できます。
友人や先輩から、どんな質問に困ったり、驚いたりしたのか聞き、その場で答えをつくる練習をすることもおすすめです。
面接場所への行き方を調べておく。
道に迷ったり、急いで移動したりすると緊張してしまいます。面接場所と時間から、どの交通機関を使えば間に合うのか事前に調べておきましょう。面接が1日に1件しかないようなときは、当日に調べても間に合うかもしれません。しかし1日に複数の面接がある場合、事前に調べておきましょう。
調べていないと、面接が盛り上がったとしても、次の面接の時間や行き方が頭をよぎって、不安になってしまうことがあります。何時の電車に乗れば間に合うのかを事前に調べて、頭に入れておきましょう。行き方は複数調べておくと、交通の乱れがあったときにも落ち着いて対応することができます。
志望企業の面接での質問内容をチェック!
面接で緊張しない方法|面接直前編
面接でいちばん緊張する時間は、面接の直前に社員の方から呼ばれるまでの時間という人もいるのではないでしょうか。周りにいる他の就活生が優秀に見えたり、しっかりと自分のことを伝えられるのか不安に感じたりします。
この章では、面接がはじまるまでの時間にできる、緊張を和らげる方法を紹介します。
早めに行き、身だしなみを整えて心の準備をする
面接以外の時間も社員の方から様子を見られています。就活生としては会社に足を踏み入れたら気を抜くことができません。時間ギリギリに到着すると、心の準備ができていない状態で会社に行くことになります。
早めに最寄り駅に行き、近くのカフェに行ったり、コンビニに寄ったりして、気持ちを落ち着かせましょう。一度トイレに行って身だしなみを整えておくようにしましょう。
ゆっくりと深呼吸する
緊張すると呼吸の回数が無意識のうちに減ったり、呼吸が浅くなったりすることがあります。 呼吸を整えると冷静になることができます。面接を待っている時や会社に入る前にやってみましょう。
また、面接中に深呼吸をすることも有効です。面接中は面接官の雰囲気にのまれてしまうことがありますが、深呼吸をすることで会話のテンポを変えることができます。自分の得意なテンポで話すとリラックスでき、自分の実力を出しやすくなります。
軽い柔軟運動をする
軽く体を動かすことで、緊張を和らげることができます。屈伸や伸脚、背筋を伸ばすなどで十分です。しかし、会社の待合室など社員の方の目につく場所ではできません。社員の方から見えない場所や、会社に入る前などにしておくようにしましょう。
音楽や自然の音を聞く
面接の直前にどうしても緊張がおさまらないという時は、音楽を聞いてリラックスをするという方法もあります。好きな音楽でもいいですし、リラクゼーション効果のあるクラシックやヒーリングミュージックなどもいいでしょう。
波の音や雨の音など自然の音には癒し効果があり、気持ちを落ち着ける効果があるとされています。自然の音を聞くことができるスマホアプリもたくさん出ているので、ぜひ自分に合うものを探してみて下さい。
面接が成功するイメージをする
面接直前には、「うまく話せなかったら、どうしよう」「質問に詰まってしまったら、どうしよう」ということを考えてしまいます。失敗するイメージを持っていると、不安になり緊張してしまいます。
失敗するイメージではなく、成功するイメージをすると、緊張が和らぎます。成功するイメージをするときには、できるだけ具体的に考えるようにしましょう。
面接で緊張しない方法|面接中編
最後に面接中にできる工夫について紹介します。
普段よりも少し声を大きくしてみる
緊張していると、体がこわばってしまい人は声が小さくなります。声が小さいと自信がないように感じたり、面接官に何度も聞き返されたりと余計に緊張してしまいます。
面接の際には、意識していつもより少し大きめのボリュームで話すようにしましょう。声を大きくして話してみると、喉の筋肉をほぐれて、自然と緊張も和らぎます。
自分のペースで話す
面接で面接官のペースに合わせて話すと緊張しやすくなってしまいます。面接官が友人であれば雰囲気がある程度分かっていますが、ほとんどの場合は知らない人です。そうすると話すテンポや雰囲気が違うため無意識のうちにストレスが溜まってしまいます。
そんな時、自分のペースで話すように意識すると無意識に感じているストレスがなくなります。質問されてすぐに答えようと焦らずに、「はい」と返事をして一呼吸置いてから話し始めると、自分のペースで話をしやすくなります。
企業としても面接では素の学生が見たいと考えているので、少し話すテンポが遅いぐらいでは何とも言いません。
緊張していることをカミングアウトする
これはかなり勇気がいる手段ですが、面接官に緊張していることを伝えるという方法もあります。「御社が第一志望なので、今緊張しています」と伝えれば、熱意があって素直な学生だという印象を与えられるでしょう。
意外かもしれませんが、面接官も緊張している場合が多いです。面接官も、採用という大きな責任を背負って面接をしており短い時間で学生を見極めなければいけない、また他の企業より自分の企業を選んでもらわなければならないという思いで、学生と同じように緊張しているのです。
人間は同じような境遇の人にシンパシーを感じやすい生き物です。緊張していることを正直に話すことで、無意識のうちに好感度が上がり、高評価に繋がる可能性があります。面接官に「緊張していますか?」と聞かれた時は無理に「していません!」などと強がるのではなく、正直に自分の気持ちを伝えるのがいいでしょう。
面接で緊張しない方法|その他
失敗してもいいと思い込む
面接で緊張する理由としては「失敗することはいけないことだ!」という気持ちが強く働くことが考えられます。面接はそもそも「失敗しても良い」ものだと考えましょう。
何社も面接を受けてほとんど落ちてしまうというのはごく普通のことで、1つの失敗を重く受け止める必要はありません。落ちてしまっても、またその企業と縁がなかっただけです。あまり気負わずに、気楽な気持ちで面接に臨みましょう。
たくさん面接を受けて面接に慣れる
「緊張の対策を考えるより回数を増やして面接に慣れてしまおう!」という体育会系な考え方です。
慣れると落ち着いて対処できるようになり、緊張しづらくなります。また、たくさんの企業にエントリーしていた方が、持ち駒が増えて精神的に楽になります。
インターンシップを利用して面接に慣れておく
面接に慣れるために選考が早い企業を受けるのもいいですが、多くのインターンシップにエントリーして面接を受ける回数を増やすのもいいでしょう。
インターンシップの選考でもES(エントリーシート)の提出や面接があるので、就活の予行演習のようなかたちで練習ができます。企業との面接に慣れる、自己PRの練習をする場として、これ以上良い場面はないでしょう。
インターンシップで仕事をした経験はその後の就活でも多いに役立ちます。早いうちから、なるべくたくさんのインターンシップを経験しておくことをおすすめします。
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まとめ
誰もが面接は少なからず緊張するものです。それが大きいか小さいかの違いなだけです。練習をたくさんしても緊張するからってあなたが劣っているわけではありません。練習してもしても緊張するあなたに贈る言葉は「自分は自分、他人は他人」です。
面接では誰でも緊張するものなので、緊張についてはあまり気にしすぎないことです。自分にできるだけの準備をしっかりとしたら、あとはリラックスをしてマイペースで面接にのぞみましょう。
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